イベントの内容
本年9月6日~20日の2週間に亘り、第9回武蔵野市国際オルガンコンクールが開催されます。海外より招聘される審査員のひとり、トマ・オスピタル氏のソロ・リサイタルです。押川記念ホールに移設されたケルン社フレンチ・ポストクラシカルオルガンで奏でられる珠玉のプログラムに加え、フランスの伝統である即興演奏の最先端にもご期待ください。
【オルガン独奏】
トマ・オスピタル(パリ、サン=テスタッシュ教会オルガニスト/パリ国立高等音楽院(CNSMDP)オルガン科教授)
【プロフィール】
パリ、サン=テスタッシュ教会オルガニストで、パリ国立高等音楽院(CNSMDP)のオルガン科教授に就任したトマ・オスピタルは、世界で最も素晴らしいコンサート・オルガニストの1人としての地位を短期間に獲得した若いアーティストである。1990年生まれのオスピタルは、バイヨンヌのモーリス・ラヴェル音楽院で学び、2008年に優秀な成績を修め、同年からパリ国立高等音楽院でオリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァール、ティエリー・エスケシュ、フィリップ・ルフェーヴル、ラスロ・ファッサンなどの元で学び、オルガン、即興、和声、対位法とフーガの5科目でプルミエ・プリを得て2015年に卒業した。2009年、スペインのサラゴサ国際オルガンコンクールで、第1位とデュリュフレ賞を、2012年、シャルトル国際オルガンコンクールで聴衆賞、2013年、トゥ―ルーズのグザヴィエ・ダラス・国際オルガンコンクール第2位、2014年5月、芸術アカデミー主催のアンジェ国際オルガンコンクールでJ.F.フローレンツ・グランプリと聴衆賞を、同年秋には、シャルトル国際コンクールで第2位、聴衆賞とフローレンツ賞をはじめ、数々のコンクールで優秀な成績をおさめている。オスピタルは、ソロと共に、合唱やオーケストラとの共演も多い。同時に、無声映画の伴奏を含む、あらゆるスタイルの即興演奏も意欲的に続けている。イギリス、スペイン、イタリア、ギリシャ、ドイツ、スイス、オランダを含む全ヨーロッパ、また、ロシア、アメリカ、日本にも招かれている。特にアメリカには、2012年に6カ月、ニューオーリンズの聖ルイ王カテドラルでレジデンス・オルガニストとして活動した。オスピタルは2015年、ジャン・ギューの後任として、フランスで最も大きなオルガンを持つサン=テスタッシュ教会のオルガニストに就任し、2015年から2018まで、ラジオ・フランス・コンサートホールのレジデンス・オルガニストを務めた。
【演奏曲目】
ルイ・マルシャン:オルガン作品集第1巻より
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ第1番 BWV525
J.S.バッハ:パッサカリア BWV582
セザール・フランク:幻想曲 イ長調
ジャン・アラン:幻想曲第1番、第2番
ティエリー・エスケシュ:エヴォカシオンIV
メシアン:『主の降誕』より II. 羊飼いたち、Ⅸ. 神はわれらのうちに
トマ・オスピタル:即興
※休憩1回を含む約100分のプログラムとなっております。曲目・曲順は変更になる場合がございます。
【会場】
東北学院大学 押川記念館押川記念ホール
※地下鉄南北線 五橋駅(東北学院大学前)直結
公共交通機関をご利用ください。
【チケットの購入について】
前売券:一般 2,000円 大学生以下 1,000円
販売期間:8/8~9/17
チケットぴあサイト、又は全国のセブンイレブン・ファミリーマートよりお買い求めいただけます。
Pコード:250606
チケットぴあサイト→
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2330025 当日券:一般 2,000円 大学生以下 1,000円
販売期間:開演1時間前の15:00より、会場1Fにて販売いたします。
※東北学院大学学生は無料( 学生証をご提示ください )
どなたでもご来場いただけますが、就学前のお子様はご入場できません。
- お願い -
車椅子・補助犬をお連れでご来場のお客様は、事前に東北学院大学宗教音楽研究所までお問合せ・ご予約下さい。
■お問い合わせ
東北学院大学 宗教音楽研究所
〒984-8588
仙台市若林区清水小路3番1
TEL: 022-354-8312
E-mail:onken@mail.tohoku-gakuin.ac.jp