「コーカサスの虜」上映会(第9回キノエクラン)

「コーカサスの虜」上映会(第9回キノエクラン)
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2015823日()
14:00 ~ 16:00
開催終了
イベントの内容
内 容: 捕虜交換のため囚われの身になった兵士と、彼を捕えた一家の姿を描き、反戦を訴えたドラマ。トルストイの小説『コーカサスの虜』の設定を、現代のチェチェン紛争に置き換え、「モスクワ・天使のいない夜」のセルゲイ・ボドロフ監督が映画化。出演は「太陽に灼かれて」のオレーグ・メンシコフ、ボドロフの実子セルゲイ・ボドロフ・ジュニア他。96年カンヌ映画祭国際批評家協会賞・観客賞、ソチ映画祭、カルロヴィバリ映画祭グランプリ受賞。
あらすじ: チェチェン紛争下のロシア。ロシア軍に徴兵されたワーニャは初めての戦闘で、准尉サーシャと共にチェチェン側の捕虜となった。彼らを捕まえたアブドゥル・ムラットは、ロシア軍に捕まっている自分の息子と彼等を交換しようと考えていたのだ。ワーニャはチェチェンの人々に対して、何の恨みも憎しみも抱いていない。チェチェンの人々も、二人の兵に恨みがある訳ではない。いつしか、ワーニャとアブドゥルの一人娘ジーナとの間に淡い恋心が芽生えるが・・・。
1996年。1時間35分。ロシア映画。日本語字幕付き。プロジェクターによる上映。資料、解説有。問合せ・主催:日本ユーラシア協会宮城県連合会(cheb@live.jp 263-4360) 共催:シネマカフェ「右岸の羊座」(uganhits@gmail.com 022-353-9071) 
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コメント
1. チェブ
2015年8月25日22:38
  日曜日の上映会は如何でしたか?!
 トルストイ原作の舞台を、現代チェチェンに置き換えて描いたもので、新米兵士が、突然送り込まれた戦場で捕虜となり、村人達との交流の中で淡い友情や恋が芽生えるものの…といった内容で、ラストシーンではまた、胸締め付けられ涙しました。鑑賞後は、作品とその舞台、歴史や現状、徴兵制等についてお話させて頂きましたが、夫々に根の深い話ばかりで、その難しさを痛感しました。感想にもありましたが、日本の政治動静等に照らしても、早晩こんな状況が現れかねないとの思いも募り、これを他山の石とし、どんな戦争も許さない環境を作れたらなあ!とつくづく思いました。
 次回は、熱望があり、同監督の「自由はパラダイス」(11/1(日)14時~国際センター研修室)となりましたので、ぜひ又ご参加ください・・・
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