イベントの内容
オダユウジは、秩序ある即興のパターン化をテーマに線や面の構成し、見てきたものや聞いたことからの閃きや情景を表現しています。
オダは、4年前から郊外の海辺の街で暮らしはじめました。 「買い物ついでに海が見れて、家のまわりには雑草と呼ばれるであろう名も知らぬ植物たちがわさわさと生えている。地域猫がご飯をもらいにきたり、ゴミを狙うカラスはどこか可愛らしい。」 そこでの暮らしは、車での移動が必須ではありながら、海や植物がより身近な存在になったと言います。
本展では、新しい暮らしの中から見えた景色や感じた印象をミックスした自分の世界を描いた作品を展示しています。
"直線と曲線、それぞれの持つリズムがさまざまなオブジェクトを生み出し、 「絵」を構成している。
それらは、隣り合い、重なり合い、
時にぶつかりながらも互いに関係を築きながら、
なるべく秩序と調和が取れるように、
いろいろなやり取りを経て形成されていく。
それは、今の社会と似てる気もするし、まったく違うかもしれない。
ただ、どうせ出来てしまった「絵」なのだから
せめて調子のいい「世界」が広がっていてほしい。"
- オダユウジ