令和5年度特別企画展 杉村惇作品展 存在と空間の伝説 ~構成の韻律~
イベントの内容
本展では「構成の韻律」と題して、杉村惇画伯が描いた油彩作品とスケッチ、作品に描かれたモチーフを多数展示します。なかでも静物画の構図を描いたスケッチは同じ作品に対して何枚も描き残した形跡があり、杉村画伯の存在と空間に対する厳しい追及の姿勢が感じられます。スケッチに見られる緻密な画面の構成、配置。その妙に支えられた重厚な油彩作品をお楽しみください。
杉村 惇(すぎむら じゅん)1907~2001年
東京生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)在学中に帝展に初入選。昭和8年、9年の第1回、第2回河北美術展で河北賞を受賞。戦後、塩竈築港大通りを経て旭町に移り住み、塩竈の風景や魚を数多く描いた。静物画を得意とし、重厚な独自の画風を確立。日展参与、日展評議員、日展審査員、東北大学教授、宮城教育大学名誉教授を歴任。主な受賞歴に日展岡田賞、日展菊華賞、文部大臣賞、河北文化賞、地域文化功労文部大臣表彰、塩竈市文化功労者、紺綬褒章など。仙台市名誉市民。
2023年11月18日~2024年1月21日/休館日:月曜日(1/8[月祝]は開館)、1/9[火]。
12/28-1/4は年末年始休館
10時~17時(入館受付は16時30分まで)
観覧料:一般500円 大学生・高校生400円 メンバーシップ会員および中学生以下無料/団体(20人以上)一般400円 大学生・高校生320円/※常設展込。各種障がい者手帳を提示された方は割引。
杉村豊名誉館長ギャラリートーク
2023年1月13日[土] 14時~ 企画展示室=【要予約(申込フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfovMt4dHokhPjPWD-HX7-vC-TxN9XZAaoa-gIYuMrBvuv1aw/viewform)】
要展示観覧チケット ※メンバーシップ会員・中学生以下無料
作品画像:《花とラッパ》(F50号 1980年/仙台市所蔵)