イベントの内容
本展では、当館が今年度実施した市民参加によるさまざまなプログラムにおける活動の様子やその成果をご紹介します。
今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、入場制限や事前予約制の導入、イベント規模の縮小など日々めまぐるしく変化する状況に適時対応しながらさまざまな芸術文化活動を展開しました。美術作品の鑑賞はもとより、講座やワークショップなどの体験学習や表現活動の機会をもうけ、こどもから高齢者まで幅広い年齢層の方々が数多く参加してくださいました。また、地域のみなさんと共に地域の実情にあわせた協働的な活動にも積極的に取り組んできました。
こうした取り組みから、いかなる状況下においても個々人の感性を豊かにし、可能性を広げるとともに、この地域と人々をつないでいくことの大切さを一層鮮明に感じてきたところです。これからも多様な価値観や経験を共有する場として機能し、ひととまちを育む美術館としての役割をより果たしていきたいと考えています。
本展も、美術館や創作活動に興味がある方だけにとどまらず、こどもの感性を育みたい方や地域活動に関心のある方など、より広範な市民のみなさんと出会い、交流の輪を広げるひとつの契機となることを願ってやみません。
来年度も展覧会や定期講座、ワークショップなどさまざまな活動に取り組んでまいりますので、皆さまのご来場とご参加を心からお待ちしています。
10時~17時(最終受付16時30分)月曜休館
入場無料
主催:
塩竈市杉村惇美術館
協力:
移動本屋ペンギン文庫 塩竈の魅力再発見委員会 塩釜本町通りまちづくり研究会
チルドレンズ・アート・ミュージアムしおがま実行委員会 本町町内会
NPO法人エイブル・アート・ジャパン(SOUP/障害者芸術活動支援センター@宮城)(50音順)