イベントの内容
仙台ソーシャルイノベーション・ナイト グローバル編Part 2
社会課題を解決する「マーケットデザイン」
~世界をリードする経済学者の”being”と社会変革~
Zoomウェビナーによるオンライン開催です!
当日小島先生にはアメリカ西海岸からご登壇いただきます。「マーケットデザイン」に関する貴重なお話が伺えるかと思いますのでぜひご参加ください!
お申し込みはこちら
https://peatix.com/event/1679793/「マーケットデザイン」は、近年大発展を遂げた経済学の新分野で、つい先日発表された2020年のノーベル経済学賞も、「マーケットデザイン」の一領域である「オークション理論」が受賞理由となりました。
伝統的な経済学が、市場制度を「与えられたもの」として、 その働きを分析することに主眼をおいてきたのに対し、「マーケットデザイン」は、市場制度を「設計できるもの」として捉え、マッチング理論などを用いて実際に様々な社会課題の解決に活用されています。
その社会実装事例は、
研修医マッチング(研修医と、受け入れ病院をつなぐ)
待機児童問題(預け入れ希望者と、受け入れ機関をつなぐ)
社内人事制度(人財と、職務をつなぐ)
など、世界各国で実際に課題解決に活かされています。
今回の「仙台ソーシャルイノベーションナイト グローバル編」では、その「マーケットデザイン」の分野で世界をリードする経済学者の1人である小島武仁先生をお招きして、「マーケットデザイン」の概要や社会実装事例について、さらには新たに東京大学に設立された「マーケットデザインセンター」(新たに小島先生がセンター長に就任)の目指す先について、お話いただきます。
また、2012年に驚異的な速さでスタンフォード大学にてテニュア(一定の条件を満たした教職員に与えられる終身在職権)を獲得するなど、若くしてグローバルに活躍を続けられる「ココロイキルヒト」のお一人として、小島さんの想いや行動の原点についても、探っていきたいと思います。
*今回、小島先生にはアメリカ西海岸からご登壇いただきますので、日本時間深夜(21:30~)の開催となりますこと、ご了承ください。
<参考>
東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)
https://www.mdc.e.u-tokyo.ac.jp/UTMDキックオフシンポジウム(10月27日開催です。ご関心ある方は是非こちらもご参加ください!)
https://sites.google.com/view/utmd2020symposium/【スケジュール】
21:15 ~ 開場(zoomへのアクセス可能)
21:30 ~ はじめに
21:35 ~ 基調講演「社会課題を解決するマーケットデザイン」(仮)
22:05 ~ トークセッション(質疑応答含む)
22:45 ~ 終了予定
【日程】2020年10月29日(木)
【時間】21:30~22:45 *アメリカ西海岸と繋ぐ関係で、日本時間深夜の開催となります。
【実施方法】zoomウェビナー
【主催】仙台市/INTILAQ東北イノベーションセンター
【定員】100名
【参加費】無料
【お申し込み】
こちらのイベントは、Peatix(イベントサイト)による事前予約制です。PCまたはスマートフォン(アプリ)からご利用いただけます。
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https://peatix.com/event/1679793/お申し込みの際に、Peatixアカウントを作成するか、Twitter、Facebook、Google アカウントでのログインが必要となります。
アカウント作成手順はこちら→
https://help-attendee.peatix.com/.../articles/44001821734お申込み後のご連絡は、Peatixメッセージより送信しますので、ご注意ください。(メッセージはPeatixアカウントにログインしている状態で確認することができます)
【ゲスト】
小島武仁 様
東京大学経済学部教授、東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)所長
1979年生まれ。2003年東京大学卒業(経済学部総代)、2008年ハーバード大学経済学部博士。イェール大学(博士研究員)、スタンフォード大学(助教授、准教授、教授)などを経て2020年より現職。
専門分野は人と人や人とモノ・サービスを適材適所に引き合わせる方法を考える「マッチング理論」と、それを応用して社会制度の設計や実装につなげる「マーケットデザイン」。
日本の研修医マッチング制度や待機児童問題を改善する具体的な方法の発明などで知られる。多くのトップ国際学術誌に論文を多く発表し、受賞多数。最も生産性の高い日本人経済学者とされている。また、大学内外との連携も積極的に行っている。
受賞歴:
(国内)日本経済学会中原賞、学士院奨励賞、学術振興会賞、円城寺次郎賞(日経)、宮澤賢一記念賞(公正取引協会)、大内兵衛賞・総代(東京大学)など
(海外)Social Choice and Welfare Prize, Economic Theory Fellow, Sloan Research Fellow, SIEPR Fellow, Presidential Scholarship (Harvard University), etc.
【モデレーター】
竹川隆司
一般社団法人IMPACT Foundation Japan代表理事
国際基督教大学卒業。野村證券を経て、2006年ハーバードビジネススクールでMBAを取得。その後野村ロンドン勤務ののち2008年に独立、日米で起業を経験。
東日本大震災をきっかけに活動拠点を日本へ戻し、2014年「東北風土マラソン&フェスティバル」立ち上げ、2016年INTILAQ東北イノベーションセンター設立などを主導。現在zero to one代表取締役、仙台市総合計画審議会委員なども務める。