イベントの内容
井上ひさしさんが母校の仙台一高を舞台に書いた小説『青葉繁れる』をリーディング上演します。
『青葉繁れる』に描かれる、一高の自由な校風が巻き起こす波乱万丈な日々を、演出も出演者もすべて仙台一高のOBで描きます。
青葉通り沿いのアートスペースで青葉を眺めながら、仙台を舞台に描かれた青春群像劇に浸ってみませんか?
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原 作|井上ひさし
構成・演出|大河原準介(LondonPANDA)仙台一高52回生、仙台在住
出 演|
東谷英人(DULL-COLORED POP)仙台一高53回生、東京在住
飯沼由和(言言/仙台シアターラボ)仙台一高51回生、仙台在住
村田青葉(演劇ユニットせのび)仙台一高65回生、盛岡在住
日 時|
6月 9日(土) 13:00/17:00☆
6月10日(日)|11:00/15:00
☆回終演後はアフタートークを予定
場 所|アートスペースYOUTO
(仙台市青葉区片平1-3-35 1to2 BLDG.4F)
チケット(要事前予約)|5月6日より予約受付開始!
予約フォーム
https://torioki.confetti-web.com/form/466 【チケットA】 2,500円(ドリンク+ミニ菓子付)
【チケットB】 2,800円(ドリンク+マフィンまたは焼菓子付)
※BAKE&COFFEE MUGIのスイーツ付きです
《 本作品について》
仙台一高を舞台にした井上ひさし氏の青春喜劇の傑作。
名門校の劣等生4人と、東京からの転校生が織りなす自由と正義に満ち溢れた毎日が、コミカルに描かれます。妄想し羨望し絶望する高校三年生たちは不変であり、もがきながらも前進する姿には心打たれます。
「自重以テ己を律し献身以テ公に奉ス」
明治39年に書かれた校訓と、昭和7年に発表された標語「自發能動」の精神は現在まで受け継がれてきました。自發能動つまり生徒の自主性を最大限に尊重するという指針が、勉学に励まない免罪符にもなり、自分の信じる道を邁進するお守りでもありました。
この物語は、昭和30年代を懐旧しながらも、登場人物たちの姿に現代の私たちにも通ずる人間臭さを見出し味わうことができます。大先輩が描いた世界に、仙台一高卒の俳優と共に、エイヤと飛び込んでみたいと思います。
構成・演出 大河原準介