海辺の能楽

海辺の能楽
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2017311日()
14:30 ~ 15:00
カテゴリ:舞台・演劇
開催終了
イベントの内容
海辺の図書館では「能楽の心と癒やしプロジェクト」で活動していらっしゃる能楽師の方々と協力し、東日本大震災が発災した3月11日に荒浜にて鎮魂と希望をテーマとした能楽を上演する運びとなりました。お忙しい折かと思いますが、足を運んでいただければ幸いです。

日時 2017年3月11日(土)
時間:午後2時30分~3時頃
会場:深沼海岸 特設舞台
観覧:申込不要・無料

◆ 演目「羽衣」とは?
名所として名高い三保の松原に降り立った月の天人(シテ)は、天ノ羽衣を松の枝に掛けて、水浴びをしています。そこに通りかかった漁師(ワキ=白竜、今回は出ません)は美しい衣を見つけて持ち帰ろうとしますが、あまりにも嘆く天人を不憫に思い、衣を返す代わりに、天に伝わるという舞楽を舞って見せるように云います。(上演はここから)喜んだ天人は舞を舞い、数々の宝を降らして天上に帰っていきます。


主催団体紹介

◆ 海辺の図書館

東日本大震災で津波被害を受けた仙台市荒浜にある(今のところ)本も建物もない図書館です。震災前の生活や文化を元住民から聴いたりしながらの街歩きツアーや、波の音が聴こえるベンチで読書や楽器の演奏をしたり石窯ピザ作りやBBQ を楽しんだりすることが、“本を読むように”体験できる図書館です。現在は、不定期なイベント等を開催しながら、これからの準備を進めています。ウェブサイトやメールにて情報を発信しております。お気軽にお問い合せください。

メール:office@umibe.org
電話:080-1019-3631(庄子)
ウェブ:http://umibe.org

◆ 能楽の心と癒やしプロジェクト

650年以上つづく能楽(ユネスコの世界無形遺産)は、古来より鎮魂や浄化、祈りの心を大切な使命として伝承してきました。能舞台には神の宿る老松の絵が描かれ、現代においても、役者たちは神に捧げる気持ちを忘れずに能を演じております。このたび被災された土地は、かつて全国巡業の能楽公演で幾たびも訪れたところでした。
われわれ能楽師として何か力になれないかと、気持ちを通じさせた有志により、能楽本来の使命である鎮魂と邪気退散、こころの癒やしのパワーを役立てようと「能楽の心と癒やしプロジェクト」が始動されました。震災から月日が経ち、活動の場は避難所から仮設住宅への慰問や仮設商店街の振興のお手伝いに移りましたが、また一方、プロジェクトでは「文化の復興」を目標のひとつとして掲げ、文化芸術を市民のみなさんが気軽に楽しめる街づくりのお手伝いをしたいと考え、「星と能楽の夕べ」「能とピアノの夕べ」など魅力的なイべントを発信しております。我々はこれからも息長く癒やしの面で被災地への支援を続けて行こうと考えております。

〒176-0022 東京都練馬区向山3-10-20 八田達弥方
電話:090-6002-2618 電子メール:QYJ13065@nifty.com
Facebook:www.facebook.com/nohgakuproject

◆ 会場までのアクセス

仙台駅からお越しの方
地下鉄東西線/仙台駅→荒井駅 ※約13 分
バス停乗り場2→深沼(南長沼) ※約20 分

車でお越しの方
無料駐車スペースがございますが当日は渋滞が
予想されますので余裕を持ってお越しください。
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