イベントの内容
「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」は、全国で建築を学ぶ学生の卒業設計作品を一堂に介し、公開審査によって日本一を決める大会です。第一回開催となる2003年以降、日本の最前線で活躍する著名な建築家の方々を審査員としてお呼びし、毎年多くの出展とともに日本最大級の卒業設計展へと成長してきました。2008年(平成20年)には、イギリスの建築・デザイン雑誌「BLUEPRINT」に『世界で最も熱い学生イベント』として紹介され、2009年(平成21年の大会にはアメリカ合衆国・プリンストン大学の学生が観覧に訪れるなど、国際的な注目も集めております。また、2013年からは、台湾の学生を大会にお呼びし、以後年々訪れる学生が増え、昨年度からは交流企画なども設けて、建築に関わる学生が日本のみではなく世界で活躍するきっかけとなる場としても位置するようになりました。
これまで、せんだいメディアテークを中心会場とし、規模の拡大とともに、仙台国際センター大ホール、東北大学百周年記念会館・川内萩ホールなどでも公開審査を行いました。せんだいメディアテークでは、ほぼ全館を使用して予選審査・作品展示を行ってきました。今年で、14回目を迎えるせんだいデザインリーグ2016卒業設計日本一決定戦は、せんだいメディアテークで予選審査・作品展示・公開審査を全て行います。また、東京エレクトロンホール宮城、東北大学片平さくらホールをサテライトの中継会場として準備しております。中心会場となるせんだいメディアテークでの運営を密にすることで、例年以上の盛り上がりを期待しています。
■「卒業設計日本一決定戦」のコンセプト
「公平性」
学校の枠や師弟の影響を超えて、応募した学生の誰もが平等に立てる大きなプラットフォーム(舞台) を用意すること。
・学校推薦/ 出展料不要
・学生による大会運営
「公開性」
誰もが見ることができる公開の場で審査すること。
・広く市民に開かれた場での審査
・書籍、展覧会(メディアミックス) による審査記録を含む大会記録の公開/アーカイブ化
「求心性」
卒業設計大会のシンボルとなるような、誰もが認める建築デザインのメッカとなりうる会場を選ぶこと。
・せんだいメディアテークでの開催
・世界的に活躍する一線級の審査員
■日程
参加登録受付期間:STEP1(応募登録):2016年1月8日(金)~2月5日(金)
STEP2(作品登録):2016年1月8日(金)~2月11日(木)
作品搬入期間:2016年3月3日(木)~3月4日(金)
会場設営期間:2016年3月3日(木)~3月5日(土)
開催期間:[予選]2016年3月5日(土)11:00~18:00
[セミファイナル]2016年3月6日(日)9:00~13:00
[ファイナル(公開審査)]2016年3月6日(日)15:00~20:00
[作品展示]2016年3月6日(日)~13日(日)10:00~19:00(最終日は15:00 まで)
[会場撤収期間]:2016年3月14日(月)~3月16日(水)
■会場
【ファイナル(公開審査)】
せんだいメディアテーク 1Fオープンスクエア(〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1)
【予選・セミファイナル・作品展示】
せんだいメディアテーク 5F ギャラリー3300 6F ギャラリー4200(〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1)
■審査員
審査委員長:西沢立衛
審査員:手塚貴晴
田根剛
成瀬友梨
倉方俊輔
小野田泰明
福屋粧子
■賞
日本一(盾、賞状、賞金10万円)/日本二(盾、賞状、賞金5万円)/日本三(盾、賞状、賞金3万円)/特別賞2点(盾、賞状)
※日本一のみ副賞としてハーマンミラー賞品を提供
■仙台建築都市学生会議アドバイザリーボード
阿部仁史 (阿部仁史アトリエ/カリフォルニア大学ロサンゼルス校UCLAチェアマン)
小野田泰明 (東北大学大学院教授/せんだいスクール・オブ・デザイン教員)
本江正茂 (東北大学大学院准教授/せんだいスクール・オブ・デザイン校長)
五十嵐太郎 (東北大学大学院教授/せんだいスクール・オブ・デザイン教員)
石田壽一 (東北大学大学院教授/せんだいスクール・オブ・デザイン教員)
堀口徹 (立命館大学准教授)
櫻井一弥 (東北学院大学准教授)
竹内昌義 (東北芸術工科大学教授)
馬場正尊 (東北芸術工科大学准教授)
中田千彦 (宮城大学准教授)
福屋粧子 (東北工業大学講師)
厳爽 (宮城学院女子大学教授)
佃悠 (東北大学助教)
土岐文乃 (東北大学助教)