イベントの内容
◇仙台特別開催!◇
今回の「ゼロからわかる仏教教室」は
全国各地で、ご講演をされている
松本光志先生をお招きしてのスペシャル講座です。
■今回のテーマ
『そんなにしてまで、なぜ生きねばならないのか”仏教の名答” 』
今年に入ってから、イスラム人質事件、
19歳名大生による殺人、そして川崎の中学一年生殺害など
相次ぐ人命軽視の事件が世の中を震撼させています。
このような事件が起きるたびにトーク番組で、
「若者はなぜ凶悪犯罪に走るのか」 といったテーマで
各界の学者、評論家、知識人をパネラーに招いて議論がなされます。
今からもう何年も前ですが、相手の言葉を割ってでも話したがる、
彼ら知識人のトークが続いていた番組の最中、
ある高校生が手を挙げて質問しました。
「先生方に聞きたいんですけど、なぜ人を殺してはいけないのですか?」
この意外な問いに今まで口角泡を飛ばして語っていた
知識人たちは全員絶句してしまいました。
その番組終了後、
「なぜあの高校生の質問に答えようとしなかったのか」
という苦情、問い合わせが殺到し、大きな反響を呼びました。
「なぜ人を殺してはいけないの?」
この問いは一般的には愚かで危険な問いとされます。
しかし、この問いは確かに危険な問いではありますが、
哲学上、決して愚かな問いとはいえません。
この問いに対する、倫理、道徳の水準での答えは以下のとおりです。
「なぜ人を殺してはいけないの?」と問われて
「ダメに決まっているだろっ、馬鹿!!」という答えです。
倫理、道徳上、許されることではない、
だからそもそもそんなことを質問すること自体、嘆かわしい。
世の中、どうなってしまっているのか、という論調です。
「そんなことを言う奴はげん骨だ。ちょっとこっちこい!」
これで解決できるのなら健全な社会だといえましょうが、
この答えが質問者を満足させるでしょうか。
そもそも答えになっていません。
WHY(なぜ)と聞いているのに、BECAUSE(なぜならば)と答えていない。
「なぜ空は青いの?」と尋ねられて
「空は青いに決まってるだろ。ばか!」と言われているのと同じです。
これで「そうだった。こんな質問する自分がどうかしていた。」
と懺悔する子供ならいいのですが、
少なくともこの名古屋の女子大生には通用しないように思われてなりません。
やはり人命の尊厳の理由 をハッキリ伝え、
「こんな重い人命を奪ってはならないのがよくわかりました。」
と胸にコトッと収まるまで、きちんと説明しなければならないのではないでしょうか。
どんなに時間がかかっても、です。
「命の重さ」「どんな苦しくても生きねばならない理由」を
ハッキリ説かれているブッダ(お釈迦様)の教えを、学んでみませんか。
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●講師 /松本 光志 先生 (仏教講師)
●日時 /6月6日(土)14:00~16:00
●会場 /イズミティ21 第2練習室
●主催:「ゼロからわかる仏教教室」
HP:
http://japan-buddhism.com/tohoku/●参加費/ お気持ちを受け付けています。
めったにない貴重な機会です。
人数に限りがありますので、お申込みは、いますぐどうぞ。
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★お申込みは、下記のホームページからどうぞ。
◆主催:「ゼロからわかる仏教教室」
H P:
http://japan-buddhism.com/tohoku/