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大沼英樹写真展「パレットの肖像」


大沼英樹写真展「パレットの肖像」

●日時
2025年5月31日(土)〜6月15日(日) 10:00 〜 17:00
開催終了
●施設
塩竈市杉村惇美術館 企画展示室1・2
●住所
宮城県 塩竃市 本町
●カテゴリ
アート・展示会
●タグ
写真 アート
●イベントの内容
本展では、写真家・大沼英樹氏が宮城の画家のアトリエを訪れ撮影した肖像写真と画家愛用のパレットを撮りおさめた写真作品約70点を展示します。 それぞれの画家がこれまで発表してきた作品からは知ることのない制作現場の風景は、画家が魂を打ち込む神聖な空間と言えます。作家によっては非公開でもあり、技法に繋がる画材となれば尚更です。その空間は、作品の印象と結びつくものもあれば、全く違った世界を感じることもあります。
また、その創作現場は、楽しむ時間よりも、絶望を希望に変えようと魂をこめる葛藤の痕跡を残す場となります。「画材達は創作するための単なる道具ではなく、そこには必ず魂が打ち込められている。時には、作家自身も無意識で気がつかない自画像が宿っている。ここに記録された写真は貴重な資料のみならず、人を勇気づけ、心を温めてくれる。」と大沼氏は言います。本展が、時を超え、未来の作家達に励みと挑戦のメッセージを贈る機会となることを願っております。
特別企画として、洋画家・杉村惇に縁のある作家8名の作品も併せて展示します。画家それぞれのパレットからどのような作品が生み出されるのか、あわせてお楽しみください。

関連企画「大沼英樹ギャラリートーク+対談 大沼英樹×渡辺誠一郎(当館館長)」 ※要予約
日 時:2025年5月31日 13時〜14時30分
参加費:展示観覧料
定 員:15名
お申込み:予約フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScMdFhlYRjsQKYgTYXdTM595tUwljo-5AEfeHwcazK_oLms6g/viewform
大沼英樹氏のギャラリートーク後、サロンにて館長・渡辺誠一郎と対談を行います。
対談は座ってご参加いただけます。

大沼英樹(おおぬま ・ひでき)
山形県天童市のサクランボ農家の次男として生まれる。山形県立村山農業高等学校・林業科を卒業。その後仙台市の創表現専門学校est・スタイリスト科を卒業。1991年に写真家の宍戸清孝氏との出会いにより写真の道へ。約7年の助手を務め独立。毎年桜のある風景を撮影している。写真集に『お伽噺桜』(2010年窓社)仙台市市立中学校全校に寄贈。『それでも咲いていた千年桜』(2010年窓社)『忘れえぬまた再びの千年桜』(2010年窓社)仙台市市立中学校全校に寄贈。『虹の贈りもの』(2010年窓社)仙台市市立小学校全校に寄贈。『広瀬川〜水は巡り人は巡り会う〜』(2019年プランニング・オフィス社)「未来へつなぐ千年桜」(玄光社)仙台市市立小学校全校に寄贈。幸福の種蒔き桜(2023プレスアート)天童市市立小学校全校に寄贈。「ひらり、ふわり〜政宗さまの桜めぐり〜」(2025年プランニング・オフィス社)などがある。仙台市在住。2005年宮城県芸術選奨新人賞受賞。2025年「パレットの肖像」個展と写真集を出版。


●サイト
https://sugimurajun.shiomo.jp/archives/12778
●詳細地図
地図はこちらから

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