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『アスク/モノローグ』小山維子


『アスク/モノローグ』小山維子

●日時
2024年5月1日(水)〜19日(日)
開催終了
●施設
ギャラリー ターンアラウンド
●住所
宮城県 仙台市 青葉区 大手町
●カテゴリ
アート・展示会
●タグ
仙台 宮城 アート
●イベントの内容
〜東西線が繋ぐターンアラウンドとIGOONE ARAIのART企画〜 
二会場同時開催

『アスク/モノローグ』小山維子 個展


--------展覧会に寄せて(小山維子)

●アスク

いま 何を見ていますか
いま 行きたい場所はどこですか
いま 何が欲しいですか

聞かれた質問に、わたしは何と返すのだろう

「それぞれ自分のやり方で何かを知ろうとする
知らないことがあればそれも私たちを似たものどうしにする。」

●モノローグ

誰かのところに行くことで、
私もあなたも知らないことを知ることができる?

絵を描くことで遠くにいけることがある
遠くのことが絵になることがある

絵は、とてもゆっくりで
絵は、とてもはやい。

「あなたたちに何を言おうとも、モノローグにしかならない」

(鉤括弧内=ヴィスワヴァ・シンボルスカ『瞬間』沼野充義訳より)



--------ごあんない文
 宮城県出身の画家、小山維子の個展「アスク/モノローグ」を、仙台市内二つの会場で同時開催します。
 小山さんは、2015年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業後、神奈川県相模原市にある共同スタジオを拠点とし制作を続けてきました。主とする油彩画や、様々な支持体を用いたドローイングなどで構成される作品を通して、互いの関係性について思索する空間を巧みに作り上げています。
 最近は、Instagram上で、移動中の電車内などで描かれたメモのようなデジタルドローイングを度々発信しています。モニター越しに捉えられるその絵から作家の思考や想像の波をなでる行為は、鑑賞者にとってとても親密で豊かな体験です。
 今回の展覧会は、地下鉄+徒歩で30分ほどの距離にあるギャラリーと、カフェ・雑貨店というふたつの空間で行います。ぜひ両会場を巡っていただき、身体と思考を存分に動かしていただければと思います。


●会 期:2024年5月1日水曜〜5月19日日曜
●会 場:
 @ 個展会場 : Gallery TURNAROUN
      仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1階
      TEL 022-398-6413 Instagram @galleryturnaround
      11時〜19時30分、日曜は17時迄 、月曜定休
      地下鉄東西線「大町西公園駅」西1出口から徒歩6分
 A サテライト会場 :IGOONE ARAI
      仙台市若林区荒井東1-2-7
      TEL 022-762-5520 Instagram @igoone.arai
      10時〜18時 、会期中無休
      地下鉄東西線「荒井駅」中央1出口から徒歩4分

●会期中イベント
絵とオリーブとまちあわせ 
・・・・・・・・
 昨年の10月7日以降に知ったイスラエルによるガザでの虐殺がきっかけで、いまの私の制作や生活、社会について考える視点が少しずつ、ものすごいスピードで変わってきました。
普段の制作では政治や現実の社会で起きていることをあまり意識していなかったのですが、自分のストロークや色のなかに見えてくるもの、感じるものが変わり、パレスチナの旗の色だけで描いた絵が生まれたり、連帯を示す布パッチを作ったり、デモに行くようになったりと、生活の中の時間の使い方も変わってきています。
どのように個人の日常を少しずつ開いて社会と向き合っていくのか。
誰かの人生の痛みに触れたとき、その痛みをどのように受け止め、動いていくか。
こう書きつつも一人で考え続けていると思考が詰まってしまうので、少し力を抜いていろいろな方と話せる場がほしいと思い「待ち合わせ」を企画しました。
当日は生活と制作、パレスチナのことなどについて、軽食を食べつつ、仙台在住の美術家・佐々瞬さんをお呼びして一緒にお話しします。
当日お出しする料理には、パレスチナオリーブさんで販売されているオリーブオイルを使います。
どなた様もどうかお気軽にお待ち合わせください。

<日 時>5月3日(金)17:00-19:30
<会 場>Gallery TURNAROUND カフェスペース
<話し相手>佐々 瞬 (仙台出身・美術家)
<参加費>1500円、ワンドリンク付き / 当日は作家の作るパレスチナオリーブを使った軽食が振舞われます。
<定 員>15名
<要予約>下記フォームよりお申込みください
     https://forms.gle/QVSHwWj8xXPMdkBK9
<持ち物>パレスチナ関連でおすすめしたい資料、身につける連帯グッズ、ステッカー。見せたいもの、話したいことなど(なくてもご参加いただけます)
※ UDトーク、筆談などを希望される方はお申し込み時にご相談下さい。


●作家略歴
小山 維子 (おやま・ゆきこ)
1993年宮城県出身。 2015年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒。 主な展覧会に「In Molt」(LOOP HOLE、東京、2023) 「テイク」(Art Center Ongoing、東京、2023) 「パン屋と絵#16」(ドイツパンの店タンネ、東京、2022) 「衝突/抱擁」(sprout curation、東京、2022) 「アヒルの水かき」(cyg art gallary、岩手、2021) 「キッチン/カウンター」(Gallery TURNAROUND、宮城、2020)など。
Instagram  @yukikooyama_works


主催:TURNAROUND 共催:IGOONE ARAI 
助成:(公財)仙台市市民文化事業団
Graphic Design:Akitsu Sekkei,2024
●サイト
https://turn-around.jp/sb/log/eid1025.html
●詳細地図
地図はこちらから

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