「中継基地…“米ソ連合”時代のサンクチュアリ」上映会
イベントの内容
ユーラシア映画上映会
~米ロ首脳会談でも話題になった、アラスカやチュコトは米ソ(ロ)の絆の地だった!~
「中継基地…“米ソ連合”時代のサンクチュアリ」
日時: 2025年 9/21(日) 13:30~
会場: ?仙台市市民活動サポートセンター 研修室② (3階)? ?
内容: 第二次世界大戦―そのとき世界はまだ“冷戦”を知らず、ソ連は連合国の側にあった。米国の国土は戦火に見舞われることなく、ヨーロッパの連合国を支援し、軍需物資も送り込んだ。当然、ナチス・ドイツ軍と戦うソ連に対しても……。
1943 年、アラスカの対岸にあるチュコト半島。そこに、米軍からの支援物資を受け取り、ヨーロッパの前線へと送り出すための中継基地が設置されている。輸送してきた米軍のパイロットは、みんな女性。ソ連の男性たちは気もそぞろとなる。
第二次大戦中、米国の戦時立法であるレンドリース法(武器貸与法)に基づき、米軍のエアコブラ(P-39)戦闘機約4800 機、キングコブラ(P-63)戦闘機約2400 機をはじめとする大量の物資がソ連に送られた。映画はこの史実をもとにつくられたフィクション。戦時中にもかかわらず戦闘からは遠く離れた場所で、冷戦を知らない時代に生まれた奇妙な「聖域(サンクチュアリ)」を描く。戦争がもたらす歪みをユーモアや不条理に変えて描いてきたロゴーシキン監督(『ククーシュカ ラップランドの妖精』ほか)は、「戦争ではなく人間を描いた」と語っている。2006 年/ロシア/ 127 分/ビデオプロジェクターによる上映、日本語字幕付き。出演=アレクセイ・セレブリャコフ、ダニール・ストラーホフ、アナスタシヤ・ネモリャーエワほか、脚本・監督=アレクサンドル・ロゴーシキン/撮影監督=アンドレイ・ジェガーロフ/音楽=ドミトリー・パヴロフ/製作=セルゲイ・セリヤーノフ、マクシム・ウハノフ。 資料・解説有。参加費:会員は無料、非会員は500円(一回分入会費として)。
主催・問合せ: 「日本ユーラシア協会宮城県連合会」 cheb@live.jp 022-263-4360