イベントの内容
「R I C E プ ロ ジ ェ ク ト 」は、COVID-19以降の「セルフケア」と「アイデンティティー」の概念の探究をテーマにした展覧会です。 プロジェクト名にある「R I C E」とは、応急処置の基本「RICE処置」に由来しています。 Rは安静(REST)、Iは冷却(ICE)、Cは圧迫(COMPRESSION)、Eは挙上(ELEVATION)を意味し、身体的な怪我からの回復と治癒を促進するための一般的な応急処置です。
本企画では、アーティストが経験するかもしれない感情的、精神的、個人的な課題への応急処置へのアプローチとしてこの観点を応用したいと考えています。
アーティストが忙しい日常から一旦離れ、ゆっくりとした時間を過ごすことを意識し、セルフケアを通して自分自身を大切にする方法についてより深く学ぶ方法を探ることを目的に、両地域のアーティストに対して「米を装う器」を作るプロジェクトを企画しています。
制作された器は、展覧会で公開し、また作品を囲みながら「セルフケア」と「セルフアイデンティティ」について語り合うトークイベントを開催したいと考えています。
参加アーティスト
吉田愛美、シャンテル・マシューズ 、エリック・ローベック、ハリエット・ ストックマン、カフ・スコット、カワル・グリーンシル、リサ・ゲウ、ミシェル・ホイジンガ 、ナロマ・ライリー、スティーブン・ジュニル・パーク、是恒さくら 、櫻井園子 、virginiejg、浅野友理子、ユカ・モーッド
主催 仙台クライストチャーチ実行委員会 ビルドフルーガス
後援 公益財団法人宮城県国際化協会、公益財団法人仙台観光国際協会、ニュージーランド大使館
助成 宮城県文化振興財団