イベントの内容
さい帯血バンクサポート宮城(理事長:土屋滋)は、造血幹細胞移植を必要とする患者さんが一日も早く移植を受けて元気を取り戻すことができるように、県民の皆さまに向けたさい帯血バンクと骨髄バンクへの協力の呼びかけや、患者支援活動に取り組んでいるNPO法人です。
当法人はこれまで、さい帯血バンクや骨髄バンクの普及啓発を目的に、「親と子のふれあいコンサート」を実施してきました。
このコンサートは一定の成果が得られたことから昨年で終了とし、今年はあらたに、病気の子どもとご家族の闘病支援について考える、市民講演会を開催することといたしました。
造血幹細胞移植は小児白血病などの小児がんにも適用されていること、宮城県内でも小児がん患者家族会など子どもの闘病を支援する団体の活動が広がってきたことなどから、関連する団体とジョイントしてイベントを企画したものです。
小児がん(をはじめとする難病)の患児やいっしょに病気と闘っているご家族のことは、当事者でなければ分かりません。また、その実情を知る機会もなかなかありません。
厳しい闘病はもちろんのこと、医療が進歩しかつての「不治の病」が治る病気になってきて、QOLや就学・就職など、子どもたちが社会生活に戻る中で新たな課題も顕在化しています。
この講演会をとおして、県民の皆さまが患者さんたちに少しでも想いをはせ、社会として支えることの必要性や、一人一人が自分にできることを考えていただくきっかけになればと考えております。
講演会では、小児医療の第一線でご活躍され、病気の子どもを支援するボランティア活動も長年続けられている聖路加国際病院の細谷亮太先生を講師にお招きして、基調講演をしていただきます。
パネルディスカッションでは、共同企画の(公財)がんの子どもを守る会宮城支部、(特活)アンドブライツ、(特活)宮城こどもホスピスプロジェクト、ならびにこのイベントにご協力いただいている宮城県立こども病院の医師を交えて、病気の子供とそのご家族をどのように社会が支えていけばよいのか、考えていきます。
<講演会詳細>
日時:2024年9月8日(日)14:00~16:00(開場13:30)
会場:仙台市福祉プラザ ふれあいホール
入場料:無料(申し込み必要)
対象:どなたでもご参加いただけます
主催:(特活)さい帯血バンクサポート宮城
共同企画:(公財)がんの子どもを守る会宮城支部、(特活)アンドブライツ、(特活)宮城こどもホスピスプロジェクト
<講師紹介 細谷亮太>
1948年山形県生まれ。東北大学医学部卒業。聖路加国際病院小児科研修医、米国M.D.アンダーソン小児科クリニカルフェローを経て、1980年3月から聖路加国際病院小児科。医学博士。小児科部長、副院長兼小児総合医療センター長。2013年に定年退職、現在は顧問。著書:小児科医として『小児がん』、俳人(喨々)として『桜桃』『二日』『父の夜食』、エッセイストとして『いつもいいことさがしⅠ、Ⅱ、Ⅲ』他多数。(公財)そらぷちキッズキャンプ代表理事。(公財)がんの子どもを守る会副理事長他
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特定非営利活動法人さい帯血バンクサポート宮城
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