イベントの内容
・ユーラシア映画上映会
~文豪チェーホフの舞台を越えた 人間喜劇の傑作~
「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」
НЕОКОНЧЕННАЯ ПЬЕСА ДЛЯ МЕХАНИЧЕСКОГО ПИАНИНО
日時: 2023年10/22(日) 13:30~
場所: 仙台国際センター 多文化共生センター研修室
内容: チェーホフの戯曲「プラトーノフ」に「地主屋敷で」「文学教師」「三年」「わが人生」などの短篇のモチーフを加えて映画化した、ニキータ・ミハルコフ監督初の文芸作品。19世紀末の没落しつつある貴族の田園生活を背景に、ロシア・インテリ層を被う退廃的な雰囲気を軽妙酒脱なユーモアに包んで描写し、チェーホフ喜劇の精神を生き生きと伝えている。また自動ピアノの演奏、貴族や地主達の乱痴気パーティー等、個々のエピソードも非常に斬新な印象を与え、全篇に漲るその洗練された感覚と才気はチェーホフ戯曲への大胆な解釈と共に、完成当時32才のこの若き監督の才能の証として、ミハルコフの名を世界に知らしめた。1977年、ソ連。102分。1978サン・セバスチャン国際映画祭“金の貝殻"賞、シカゴ国際映画祭金賞 他受賞。
原作:アントン・チェーホフ「プラトーノフ」他 脚本:アレクサンドル・アダバシャンニキータ・ミハルコフ 監督:ニキータ・ミハルコフ 撮影:パーヴェル・レベシェフ 美術:アレクサンドル・アダバシャンアレクサンドル・サムレキン 音楽:エドゥアルド・アルテミエフ、配役: アンナ・ヴォイニーツェワ:アントニーナ・シュラーノワ、セルゲイ・ヴォイニーツェフ:ユーリー・ボガトィリョフ、ソフィヤ・エゴーロヴナ:エレーナ・ソロヴェイ、ミハイル・プラトーノフ:アレクサンドル・カリャーギン、その妻・サーシャ:エヴゲーニヤ・グルーシェンコ、ポルフィーリー・グラゴーリエフ:ニコライ・パストゥーホフ、パーヴェル・シチェルブーク:オレーグ・タバコフ、ニコライ・トリレツキー:ニキータ・ミハルコフ他 資料・解説有。ビデオプロジェクターによる上映。参加費:会員は無料、非会員は500円(一回分入会費として)。主催・問合せ: 日本ユーラシア協会宮城県連合会 022-263-4360 cheb@live.jp