仙台藝術舎/creek◎受講生募集中◎

仙台藝術舎/creek◎受講生募集中◎
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開催終了
イベントの内容
仙台藝術舎 / creek
第5期:2023年8月~2024年2月
【受講生募集中】
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仙台藝術舎/creekは、次世代のアーティストやアートに携わる人を育てる学校です。
2016年に設立したアートの学校「仙台藝術舎/creek」は、パンデミックに伴う3年間の休講を経て、いよいよ再始動します。既存のcreekコースのほか、表現の基本を体験的に学べる基礎コースを新設し、より多くの方々の学びと活動の場となることを目指します。今年度の会場は、仙台フォーラス7階に位置する複合施設<even>となりアクセスもしやすくなりました。
思考と対話と実践を通して、仙台から生まれるアートの支流(creek)を絶やさず、肥沃な社会と人をつくる一助となれば幸いです。

★募集チラシはFacebookからご覧ください。


【コース】
■creekコース|定員20名
主な講師:青野文昭(美術家)、五十嵐太郎(建築史家)、清水建人(キュレーター)
授業回数:全12回(月2回、曜日不定)+基礎コース+選択講座、19:00-20:30
授業日程:初回8月18日(金)、30日、9月15日 ※以降、月2回ペースで開催

今年度は7か月に渡り、アーティスト、批評家、キュレーター、特別講師を迎え、講義やワークショップを実施します。参加者同士や講師陣とのコミュニケーションを重視するため少人数制とします。コースの最後には、evenを会場にグループ展を企画・実施します。経験やスキル以上に、熱心に学ぶ姿勢を重視します。

■基礎コース|定員40名
主な講師:大嶋貴明(美術家)、木村 良(画家)、小岩 勉(写真家)
授業回数:全12回(月2回、土曜または日曜)+選択講座、10:30-13:00
授業日程:8月20日(日)、9月10日、24日 ※以降、月2回ペースで開催

絵を描くことを基本とした講義のほか、さまざまなメディアを使った絵画や立体造形など、受講生それぞれの創意と目的に応じた指導を行います。コースの最後には、evenを会場に受講生のグループ展を実施します。手を動かし思考する創作の楽しさを大切にする講座。経験やスキルは不問です。

■選択講座
上記以外に、特別講師を招聘した公開講座を開催します。一般参加は有料ですが、creek受講生の場合、参加費は授業料に含みます。
講師(予定):長内綾子(キュレーター)、鯨井謙太郒(ダンサー・振付家)、熊谷海斗(エンジニア)、慶野結香(キュレーター)、佐々 瞬(アーティスト)、志賀理江子(写真家)、福住 廉(美術批評家)、福原悠介(映像作家)ほか

■成果発表展(会場:even)
2024年2月10日(土)~15日(木)

■会場:even
〒980-8546 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目11-15 仙台フォーラス7階
TEL:022-796-3308 / Email:info@even-sendai.com
https://even-sendai.com/


【メッセージ】
東日本大震災以後、私たちは混迷する社会を目の当たりにし、それに翻弄されてきました。この行き詰った資本主義社会の中で、私たちは教育から排除されつつある藝術を糧に闘っていかなければならないのです。
21世紀の新たな価値観のもと、藝術表現が現実の社会のまえに疲弊し、消費されることに抗いながら、その真の意味を発揮し生き抜いていくために「仙台藝術舎/creek」をここに創立します。
「creek」には「川、流れ、支流」という意味があります。「いくつもの支流が合わさり本流を形成する」ように、「仙台・宮城から生まれる新たな表現・表現者が支流を作り、それらがやがて本流と成り得る」という思いを込めています。
現在の社会の中で藝術の教育環境を共創するという試みは、実験的であり挑戦的だと考えます。しかし同時に、必ずやこの支流が大きな流れとなって仙台にたゆたうであろうことを確信しています。
仙台藝術舎/creek 代表 関本欣哉

【申込方法】
①名前(ふりがな)②年齢・職業 ③住所 ④電話番号 ⑤メールアドレス
⑥活動歴、過去作などの資料(特にない方はその旨記載してください)
⑦志望するコースと動機を、メールにてお知らせください。
受講料は初回にお支払いください。
一旦納入された受講料は返金できませんのでご了承ください。
*申し込み多数の場合は、面談等により選考を行います。

【受講料】
creekコース)66,000円(継続/学割44,000円)
*一部授業にて若干の教材費・材料費が発生する場合があります
基礎コース)66,000円(学割44,000円)
*材料や道具類はご持参ください

【アトリエ使用】
仙台フォーラス内にアトリエとして使用可能なスペースを併設。希望者は申請時にお問い合わせください。
使用料:5,500円/月

【支払方法】
初回に全額を現金、又はクレジットカードでお支払い下さい
*一旦納入された受講料は返金できませんのでご了承ください
*やむを得ず分納を希望する方は事前にご相談ください
分納の場合はクレジットカードによる分割をおすすめします
(クレジットカードのお支払いは一括のみの対応です。ご自身でお支払い方法を分割払いに設定していただくことにより、分割払いが可能となります)
その他、お問合せください。

【申込締切】
一次締切8月16日(水)※以降定員に達するまで随時募集

【申し込み・問い合わせ先】
仙台藝術舎/creek事務局(担当:関本/長内/安部)
〒980-0805 宮城県仙台市青葉区大手町6-22久光ビル1F ターンアラウンド内
Email:info@turn-around.jp TEL:022-398-6413(月休)
最新情報は、仙台藝術舎/creekのFacebookまたはTwitterをご覧下さい。
*HPは後日更新予定です
https://www.facebook.com/sendai.creek
https://twitter.com/creeksendai2017

==========各コース講師略歴
■creekコース
◎五十嵐太郎|いがらし・たろう
1967年生まれ。東北大学大学院教授。博士(工学)。ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督をつとめる。「3.11以後の建築」展、「インポッシブル・アーキテクチャー」展、「窓」展、「Windowology」展、「Quand la forme parle」展、「アニメ背景美術に描かれた都市」展などを監修・キュレーション。著作は『美しい都市・醜い都市』(中央公論新社、2006年、『モダニズム崩壊後の建築』(青土社、2018年)『増補新版 新宗教と巨大建築』(青土社、2022年)、『増補版 戦争と建築』(晶文社、2022年)、『誰のための排除アート』(岩波書店、2022年)など多数。

◎青野文昭|あおの・ふみあき
1968年仙台生まれ。美術家。91年より「なおす―再生、循環」をテーマとしてきた。長年地元(東北・日本)の文化・風土を考察(「表現のみち・おく」)。「アートみやぎ2000」、「あいちトリエンナーレ2013」、「六本木クロッシング2019」(森美術館)、「個展・ものの,ねむり,越路山,こえ」(2019せんだいメディアテーク)、「ヨコハマトリエンナーレ2020」、「地球がまわる音を聴く」(2022森美術館)。

◎清水建人|しみず・けんと
1976年生まれ。せんだいメディアテーク企画事業係長/学芸員。近年の主な企画展は「志賀理江子 螺旋海岸」(2012年)、「対話の可能性 LOVERS」(2013年)、「記録と想起」(2014年)、「物語りのかたち」(2015年)、「コンニチハ技術トシテノ美術」(2017年)、「ヒスロム 仮設するヒト」(2018年)、「青野文昭 ものの, ねむり, 越路山, こえ」(2019年)、「ナラティブの修復」(2021年)など。

■基礎コース
◎大嶋貴明|おおしま・たかあき
1955年宮城県仙台市生まれ。1975年より仙台を中心に美術家として活動(個展、グループ展、舞台美術など多数)。また、自宅のアトリエで画塾を主宰し美大・芸大を目指す学生の指導にあたった。1995年より宮城県美術館普及部職員、また2008年より2018まで宮城県美術館学芸部研究員、教育普及部学芸員として従事。近年の主な個展に「―絵画の身体へ―」(ギャラリーターンアラウンド、仙台、2015)、「ヒカリニハについて」(SARP、仙台、2016)、グループ展に「ARTISTS’BOOK EXHIBITION SENDAI←→TOKYO」展(スイッチポイント、東京、ギャラリーターンアラウンド、仙台、2017)、がある。

◎木村 良|きむら・りょう
1952年宮城県石巻市生まれ、仙台市在住。グラフィックデザイナー、美大生、ギャラリー&カフェ企画運営等を経て、現在は絵画制作を主体に活動。日々のインスピレーションと妄想、スタイルにこだわらない多様な試みで絵画の可能性を模索し、絵画とは何かを探求している。青木繁記念大賞展入賞のほか、FACE展、上野の森美術館大賞展などで入選。個展、グループ展多数。

◎小岩 勉|こいわ・つとむ
1962年岩手県生まれ。写真家。労働運動などを撮影後、原発のある女川を4年間取材。主な個展に「女川海物語」 Guardian・Garden、「クサカゲロウ」 ギャラリー冬青、「Tage zählen」 EKO-Haus (??????Düsseldorf)、「日をかぞえる・記憶する風景」日経新聞東京本社など。写真集に『女川海物語』、『野守の鏡』のほか、編集/発行に『細倉を記録する寺崎英子の遺したフィルム』がある。東北芸術工科大学ほか非常勤講師。

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