まちのきおくをあつめる、かたる「昭和のしおがまー海とまちー」
イベントの内容
塩竈における昭和20~40年代のまちの写真やエピソードを収集するプログラム「まちのきおくをあつめる、かたる」。これまで、市民が撮影した暮らしや町並み、お祭行事、鉄道風景、チリ地震津波の記録等の写真を展示しながら、当時の思い出やエピソードを集めてきました。
今回は、海と共に生きる塩竈の人々の暮らしに焦点をあてたエピソードや写真、資料等を展示します。
松島湾内での海苔やわかめの養殖漁業、浦戸諸島での牡蠣養殖、マグロの水揚げに、200海里水域制限前でたくさんの漁船が入り活気に溢れた漁港。造船所が立ち並ぶ入江、所狭しと停泊する釣り船。いまも馴染み深い観光汽船や御座船。エピソードから浮かび上がる当時の情景は、その時代を生きてきた人たちにとっては今もなお鮮明であり、また次世代にとってはまちのルーツに触れる、新鮮な驚きがあることでしょう。今はなき情景と変わらぬ風景から、海辺の暮らしを思い描く機会となりましたら幸いです。
展示観覧料(常設展込):
一般200円 高校生100円
メンバーシップ会員・中学生以下無料
団体(20人以上:一般160円 高校生80円
※各種障がい者手帳を提示された方は割引。