イベントの内容
「十月」 (Октябрь) 上映会
(ソ連・ロシア史、エイゼンシュテイン研究)
日時: 10月25日(日) 14:00~
会場: 仙台国際センター 多文化共生センター研修室
内容: ソビエトが生んだ偉大な映画作家セルゲイ・M・エイゼンシュテインがロシア革命十周年記念映画として製作した壮大な映画叙事詩。彼一流のモンタージュを、ヴィジョン構成の方法として用い、1917年の二月革命から十月革命までの激動する歴史的過程を再現している。監督は、「ストライキ」や「戦艦ポチョムキン」同様、この作品でも徹底した記録映画的手法によって、クライマックスの冬宮襲撃をはじめ、7月デモに対する血の弾圧、フィンランド駅前広場でのレーニンの演説などの群衆シーンが圧倒的な迫力で描かれている。1928年。1時間41分。無声映画。脚本・監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン、グリゴーリー・アレクサンドロフ、撮影:エドゥアルド・ティッセ、美術:ワシリー・コヴリーギン、音楽(68年サウンド版):ドミトリー・ショスタコーヴィチ、配役:レーニン:ワシーリー・ニカンドロフ、ケレンスキー:N・ポポフ、大臣テレシチェンコ:ボリス・リワーノフ。N.ボドヴォイスキー:本人、ドイツ軍士官:エドゥアルド・ティッセ、その他:レニグラード市民。資料・解説有。参加費:会員は無料、非会員は500円(一回分入会費として)。