「僕の村は戦場だった(Иваново Дедтство)」上映会
イベントの内容
「僕の村は戦場だった(Иваново Дедтство)」上映会(予定・変更有)
日時: 6月28日(日) 14:400~16:00
会場: 仙台国際センター多文化共生センター研修室
内容: 1959年発表のベストセラー小説、ウラジーミル・ボゴモーロフの短篇「イワン」を、当時30才のアンドレイ・タルコフスキー監督が映画化した長編処女作で、その後の監督の鬼才ぶりをうかがわせる秀作。独ソ戦によって両親を失った少年イワンが、憎しみに身を焦がしながら、かたくなに偵察行動に参加し、その幼い命を落とす物語を、少年の記憶に残る平和な日々を辿る詩情豊かで美しい回想シーンと、少年が命を犠牲にせざるを得なかった厳しい現実のリアルな描写のコントラストで描いて行く。戦争をテーマにしながら、映像の美しさとそこにまだあどけない少年を登場させるなど、同じテーマの他作品には見られない構成の瑞々しさが、世界各地で大きな感動と反響を呼び起こした。ベネチア映画祭金獅子賞、サンフランシスコ映画祭監督賞他受賞。ソ連。1962年。1時間34分。原作:ウラジーミル・ボゴモーロフ、脚本:ウラジーミル・ボゴモーロフ、ミハイル・パパーワ、監督:アンドレイ・タルコフスキー、撮影:ワジーム・ユーソフ、美術:エフゲニー・チェルニャーエフ、音楽:ヴャチェスラフ・オフチンニコフ、配役:イワン:ニコライ・ブルリャーエフ、ホーリン:ワレンチン・ズブコフ、ガリツェフ:Ye・ジャリコフ、マーシャ:V・マリャービナ、イワンの母:イリーナ・タルコフスカヤ、グリャズノフ、ニコライ・グリニコ。資料・解説有。ビデオプロジェクターによる上映。参加費: 会員は無料、非会員は500円(一回分入会費として)。