イベントの内容
「つい」という言葉を見て連想したのは
“つい、やってしまった”
という失敗をしないためのコツが書いてある
だったのですが、そこは勘違い。
自分が“この人”と思った相手が「つい」自ら動いてしまうように
するためには?という内容の本でした。
ビジネスの中でも、生活の中でも相手を思うように動かせたら
という場面は沢山あるはず。
ビジネスならば、企画、プレゼンテーションだけでなく
部下や上司との関係性の中で
生活の中ならば、友人、恋人、家族…例えば子育ての中で
「こんなに思うようにならない強敵が居たとは!!」と
絶望すら感じることは度々有るのでは無いでしょうか。
本書は、そんなビジネスや生活を問わず相手を動かしたい
と思うときに大切なのは“驚き”だとしています。
作者である玉樹真一郎氏は元・任天堂企画開発者である事から
本書の中でもゲームに興味のある方ならば知っている“ドラクエ”を
例にとって人を動かすストーリーの仕組みや考え方を説明。
ドラクエは1作目から寝るのも惜しんでプレイしていた
私としてはいかに自分がゲームを作成していた方たちの
思う壺で有ったのか気づかされ、その事に驚き、
笑ってしまいました。
たかがゲーム、されどゲーム。ユーザーの変化や成長に合わせ、
ゲームも一緒に成長し、変化し絶えず驚きを与える。
1つのゲームの中でもプレイヤーが飽きずに取り組み続けられるような仕組むも細かに計算されおり今になって改めて驚かされました。
…と書くと。ゲームをしていないと興味が持てない本なのかと思うと
そうではなく、いたるところに人をついつい動かしてしまうknow-howが散りばめられています。
又、実はこの本には読み方が2通りあり。1ページ目から順に読んでも、279ページからの実践編から読んでも分かるように作られているのも読み手(ユーザー)に寄り添う作りになっています。
著者が最優先させている“ユーザーに寄り添う”が本の作りにも生かされており、“ついつい”読み進めてしまう1冊です。
3月エキスパートカフェ(サテライト開催)の課題本は
玉樹真一郎氏の著書
「ついやってしまう」体験のつくりかた
人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
です。
エキスパートカフェとは?
読書会に話題の著者によるミニ講演会をプラス。
今話題の書籍をとりあげ
短時間でそのエッセンスをつかむ読書を行い
著者にご登壇(動画配信)いただきます。
出版の背景や執筆時のエピソードを伺い
読書会から出た質問に
リアルタイムで答えていただきます。
多様な視点をきっかけに
本からの学びがぐーんと深まる
リードフォーアクションの人気メニューです!
ぜひ、ご参加お待ちしております。
日時:3月26日(木)
【当日のスケジュール】
開場 18時45分
読書会 19時~20時
講演会(ゲストは著者の玉樹真一郎さん)
20時~21時
エキスパートカフェ終了後、
21時~ 15分程度振り返り(お時間のある方)
会場:エルパーク仙台 セミナー室
(仙台市青葉区一番町4-11-1 141ビル 5階)
持ちもの:課題本(本は事前に読まくてもご参加頂けます)
「ついやってしまう」体験のつくりかた
人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
(各自でご準備ください)
https://www.diamond.co.jp/book/9784478106167.html水分(ペットボトル等)
参加費: 1000円(税込)
定員: 6名
申込:下記URLよりお願いします
https://www.read4action.com/event/detail/?id=7584仙台会場 担当 遊佐敏和
一般社団法人リードフォーアクション協会
認定リーディングファシリテーター
https://www.read4action.com/facilitator/detail/?id=3503Sendai Reading Laboratory(せんだい読むラボ)主宰