9/29(日)朝昼・仙台開催『名著・歎異抄に学ぶ 真実の救い』

9/29(日)朝昼・仙台開催『名著・歎異抄に学ぶ 真実の救い』
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2019929日()
10:30 ~ 15:00
開催終了
イベントの内容
◇9/29(日)10:30~12:00(前編)13:30~15:00(後編)せんだいメディアテーク・7階会議室b(岡本一志先生)

◆今回のテーマ◆

『名著・歎異抄に学ぶ 真実の救い』

歎異抄は約700年前に書かれた本です。
親鸞聖人の言行が弟子の唯円の視点で書かれたものです。
冒頭は「弥陀の誓願不思議に助けられ参らせて」で始まる歎異抄には、親鸞聖人が、不思議な阿弥陀仏の救いにあわれた心の世界が、告白されています。
その阿弥陀仏の本願に救われた心の世界をセンセーショナルな表現で表された歎異抄は、仏教の理解が浅いものが読むと誤解させてしまう恐れから、長らく封印されていた本でした。
今回は、その歎異抄を通して、親鸞聖人が教えていかれた阿弥陀仏の救いとはどんな救いなのかを、皆さんと学びたいと思います。ぜひ、名著に触れてください。

【歎異抄を称賛する司馬遼太郎さんの講演から】

私は兵隊に行くときにショックを受けました。
まず何のために死ぬのかと思ったら、腹が立ちました。
いくら考えても、自分がいま急に引きずり出され、死ぬことがよくわからなかった。
自分は死にたくないのです。ところが国家は死ねという。

(中略)

死んだらどうなるかが、わかりませんでした。
人に聞いてもよく分かりません。
仕方がないので本屋に行きまして、親鸞聖人の話を弟子がまとめた『歎異抄』を買いました。

非常にわかりやすい文章で、読んでみると真実のにおいがするのですね。
人の話でも本を読んでも、空気が漏れているような感じがして、何かうそだなと思うことがあります。
『歎異抄』にはそれがありませんでした。

(中略)

兵隊となってからは肌身離さず持っていて、暇さえあれば読んでいました。
私は死亡率が高い戦車隊に取られましたから、どうせ死ぬだろうと思っていました。

(出典)司馬遼太郎『司馬遼太郎全講演』1、朝日文庫、2003年

◆参加者の感想◆

今まで自分のことは自分が一番よく分かってると 思っていましたが…私のことなのに、よく分かっていなかったことが分かりました。初めての参加でしたが、仏教の言葉を私にも分かる言葉で話されるので、とてもよく分かりました。(20代・女性)
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自分を知ることで、自分が幸せになれるということを改めて気付かされました。仏教に対してはほとんど、無知でありますが、これから勉強しようと思います。(50代・男性)
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悪人が幸せになれる。今まで考えたことがなかったです。悪人というと人を殺したり、騙したりする人のことだと思っていましたが、お話を聞いていると日々罪を犯している自分に気づきました。善人ばかりだとケンカになる。とても分かりやすお話でした。(20代・女性)
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●講 師 : 岡本 一志先生

昭和51年、愛媛県生まれ。東京大学理学部数学科中退。
BBT大学大学院でMBAを取得
人間関係や仕事、家庭の問題など、経営相談など、さまざまな悩み事の相談に乗り、仏教の教えにもとづいたアドバイスをしている。

●場所:せんだいメディアテー ク・7階会議室b
 住所:仙台市青葉区春日町2-1
 アクセス:市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」下車、「公園2」出口から徒歩6分

●参加費:カンパ制で運営しています。ご自由なお気持ちをお預かりします。(目安は1,000円です)

●主催 :ゼロからわかる仏教教室
 H P :http://sendai.japan-buddhism.com/

●定員:10名

どなたでも参加できる、分かりやすい勉強会です。人数に限りがありますので、お申込みは、いますぐどうぞ。

【注意事項】 
他の参加者に迷惑をかけたり誹謗中傷したりするような行為があるとコミュニティ管理人が判断した参加者は参加禁止となります。
ネットワークビジネス等の営業目的の参加はご遠慮頂きます。
また、他の参加者から多数のクレームがある参加者に対しても同様に対応させて頂きます。
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