イベントの内容
東日本大震災から5年が経過し、インフラ等の物理的な復興が進み街も活気づく一方で、被災された方々・地域住民の方々の「心身」の健康面では、今でも続く震災による影響が懸念されております。
本公演は、このような方々に、国内のみならず世界中の人々を「日本のおどり」で魅了してきた「菊の会」の公演をご鑑賞いただくことにより、心の復興支援の一助とさせていただくことを目的として企画いたしました。
*公演詳細
「日本のおどり 錦秋に躍る ‐東日本大震災5年 心の復興支援‐」
第1部:「寿菊三番叟(ことぶききくさんばそう)」
「石橋(しゃっきょう」
狂言舞踊「釣女(つりおんな)」
第2部:民族舞踊詩「海はるか日本を躍る」
「菊の会」について
黒澤明監督作品『夢』に出演、世界56ヶ国・97都市で海外公演を行ってきた日本を代表する舞踊集団。
日本のおどりが私達の身近な舞踊芸術として存在することを願って、1972年(昭和47年)に先代の畑道代(はたみちよ)が創立。
1976年:文化庁主催の芸術祭において優秀賞を受賞
1986年:海外公演の実績に対し、外務大臣より表彰を受ける
1988年:黒澤明監督作品『夢』に出演
1993年:第14回松尾芸能賞舞踊特別賞受賞
2009年~:文化庁事業「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」を、伝統芸能部門で毎年学校巡回公演事業として行う
2014年~:NHK「民謡魂」ふるさとの唄に出演
2014年:小泉堯史監督作品『蜩の記』に出演
2016年:菊の会初の海外教室が、南米ペルー共和国で発会