イベントの内容
2015年のビジネス書売り上げランキング1位となり、
累計発行部数が100万部を超えた「嫌われる勇気」
対話篇形式で「アドラー心理学」が解き明かされています。
今年2月には「嫌われる勇気」の続編となる「幸せになる勇気」が発売され、
アドラーブームがますます加熱していますね。
メディアや書籍で取り上げられることの多くなったアドラー心理学ですが、
どんなことが教えられているかご存知でしょうか?
今回のテーマは「トラウマを否定せよ!」です。
トラウマといえば、アドラーと同時代に活躍した
心理学者であるフロイトが提唱した「精神的外傷」のことですね。
フロイトの精神分析では、過去のトラウマに苦しめら、
現在の不幸が引き出されているのだと言われています。
しかし、アドラー心理学ではトラウマが明確に否定されます。
アドラーは以下のように語っています。
「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。
われわれは自分の経験によるショック
-いわゆるトラウマ-に苦しむのではなく、
経験の中から目的にかなうものを見つけ出す」
今、仮に不幸であるとするのなら、
過去の経験から、自分の不幸を正当化できる経験を選び取って、
「自分はこんなトラウマで苦しんでいる」と言っているのが私たちなのです。
そんなトラウマにとらわれていては、
自らの不幸を正当化し続け、
いつまでも不幸から抜け出すことはできません。
“勇気”を持ってこそ、
トラウマを否定し、不幸な自分を変える一歩を踏み出すことができるのです。
どうすれば自分を変える“勇気”を持つことができるのか。
そして、幸せな対人関係を構築できるのか。
アドラー心理学、仏教の観点からお話しします。
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◇講座内容:
・アドラー心理学と仏教の共通点、相違点
・アドラー心理学の概要、目標
・トラウマが否定される理由 ~目的論について~
・不幸を正当化し続ける「トラウマの罠」
・トラウマを否定し、自分を変える“勇気”を持つ方法
◇参加者の声:
トラウマというのは自分を支配しているものではなく、
自分が勝手にとらわれているだけであり、
できないことへの言い訳に使っているだけなんだと改めて思いました。
過去についつい縛られてしまいますが、未来を見ようと思います。
未来を見るという考えに、今悩んでいることへの解決策もあると思いました。
(20代・女性)
名前だけ知っていたアドラーについて、
何を言っている人なのか知ることができました。
講師の語り口が穏やかで、聞いていてラクでした。(30代・男性)
「過去に原因があり、今、私は何もできない」ということは
長い間、当たり前のことように思ってきていたけれど、
それはただの逃げであり、
なんの向上にもならないということを改めて理解した。(20代・女性)
●講 師 : 冨田 俊介
昭和62年長崎生まれ。早稲田大学政治経済学部出身。
仏教講師を目指して、仙台、新潟で勉強会を開催しています。
●主催:「ゼロからわかる仏教教室」
H P:
http://japan-buddhism.com/tohoku/●会 場 /イズミティ21 和室1
●参加費/ カンパ制で運営しています。
ご自由なお気持ちをお預かりします。(目安は1,000円です)
人数に限りがありますので、お申込みは今すぐどうぞ。
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★お申込みは、下記のホームページからどうぞ。
◆主 催:「ゼロからわかる仏教教室」
H P:
http://japan-buddhism.com/tohoku/