イベントの内容
文芸評論家、池上冬樹先生をアドバイザーに迎え、著名な作家や一流出版社の編集者を講師としてお招きした文芸講座を開催しております。
◆9月講座
・講師:熊谷達也(写真)
1958年宮城県出身。東京電機大学理工学部卒業。仙台市在住。
埼玉県と宮城県気仙沼中学校で中学校の数学教師を8年つとめた後、宮城県に帰って保険代理店業のかたわら執筆を開始。
1997年に『ウエンカムイの爪』で小説すばる新人賞を受賞し、小説家としてデビュー。2000年には『漂泊の牙』で第19回新田次郎文学賞を受賞。2004年には、『邂逅の森』(『相克の森』『氷結の森』と並ぶマタギ三部作の第二部)で、第17回山本周五郎賞と第131回直木賞を、史上初めてのダブル受賞。
『荒蝦夷』『光降る丘』『烈風のレクイエム』など東北・北海道の風土に根ざした作風で知られ、『七夕しぐれ』『いつかX橋で』など、仙台を舞台にした作品も多い。
また、オートバイ愛好家としても有名であり、自らロックバンド「K'z」を率いてギターを演奏するなど、幅広く活動している。
東日本大震災以降は、『リアスの子』『微睡みの海』『ティーンズ・エッジ・ロックンロール』など「仙河海市」を舞台にしたシリーズを発表しており、7月には最新作『潮の音、空の青、海の詩』が刊行された。
◆講座アドバイザー:池上冬樹(文芸評論家)
※ゲストとして、大手出版社の編集者も参加予定です
◆プロ作家志望者から、読書の楽しみを深めたい方まで、どなたでも受講できます。 お気軽にお問合せください。
◆テーマ
「仙河海市サーガの深化」
◆9月26日(土)16時30分~18時30分開講 会場:仙台文学館講習室
◆受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
◆定員:90名
お申し込み/お問合せ:sendaibungakujuku@gmail.com 080-6013-5008