イベントの内容
いい本は、人生や、考え方や、道や、仕事や、健康や、趣味や、料理や…、いろんなものの水先案内人になる。
行き先不透明な時代だから、これからの水先案内人になってくれる本を、みんなで、みんなに案内しあう、そんな「水先案内本カフェ」、ささやかにやりたいなーと思っていました。
そして、いよいよ第1回「水先案内本カフェ」を開催します!
スタイルは2部構成です。
①1部は毎回課題本をこちらから1冊提示させていただきます。
この本を皆さん読んで来ていただいて、
当日本について、話合い、語り合いをしたいと思います。
②2部は参加者の皆さんが主役。自らがお薦めしたい、水先案内本を持ってきていただいて、紹介してもらいます。
テーマは自由です!
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そして、記念すべき第1回の課題本は?
太宰幸子さん著『みやぎ 不思議な地名 楽しい地名』です。
「地名」というものは、その土地の案内でもあります。
古くから伝わる地名には大切なメッセージが込められています。
宮城県地名研究会会長でもある太宰幸子さんの2012年出版の『地名は知っていた 津波被災地を歩く』(河北新報出版社)によると、
地名が語る津波伝承は各地にあり、特に南三陸町の入谷地区に多く残っているそうです。
津波でほとんどの家が流された中、1軒だけ残ったので「残谷」、大津波で大きな船が流されて来た「大船沢」など…
土地の記憶を秘めた地名が語るメッセージに耳を傾けることはとても大切だ、太宰は語ります。
そんな太宰幸子さんをお迎えして
『みやぎ 不思議な地名 楽しい地名』について話合い、語り合いをしたいと思います。
http://www.amazon.co.jp/みやぎ不思議な地名楽しい地名-河北選書-太宰幸子/dp/4873413281
弁当、化粧坂、御免、七夕、死人沢、女子町…。教科書には載らないような小さな地名の一つ一つに、先人の暮らしや歴史が息づいているそうです。
さあ、みんなで楽しく、まじめに、土地の地名の謎を語り合いましょう。
<太宰幸子さんプロフィール>
1943年宮城県大崎市鹿島台(旧鹿島台町)生まれ。日本地名研究所・理事/宮城県県地名研究会・会長/東北アイヌ語地名研究会・会長/みやぎ街道の会・顧問。『「要害」地名調査研究報告書』で2008年、日本地名研究所・地名研究賞受賞
皆さんまずは『みやぎ 不思議な地名 楽しい地名』を手に入れて、読んで、そして講座に来てくださいー
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・内容:
①太宰さんに、地名のこと・この本のことなど概略を話していただきます!
②皆さんからの質問疑問点なども交えて、いろいろ話合い、語り合いしましょう!
③2部は皆さんにお持ちいただいたお薦めの「水先案内本」を紹介してもらいます!
参加費:1,500円(ワンドリンク+軽食付き)
定員:10 名