なぜ日本社会はヘイトスピーチを止められないのか? ―レイシズムの実態を「見える化」するために―

なぜ日本社会はヘイトスピーチを止められないのか? ―レイシズムの実態を「見える化」するために―
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201566日()
14:00 ~ 17:00
開催終了
イベントの内容
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 ARIC公開学習会@仙台

 なぜ日本社会はヘイトスピーチを止められないのか?
 ――レイシズムの実態を「見える化」するために――

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■開催概要 *学部新入生歓迎*
【日 時】2015年6月6日(土)14:00~17:00(13:30開場)
【場 所】仙台市福祉プラザ
     (〒980-0022 仙台市青葉区五橋2丁目12番2号)
【参加費】無料
【講 師】梁英聖(ARIC代表)

※ご参加は当日受付で結構です(予約不要)。ただし、ご参加される方は事前にご一報頂けると準備の都合上、大変助かります。

■講師プロフィール
梁英聖(りゃん・よんそん)
反レイシズム情報センター(ARIC)代表。
一橋大学大学院言語社会研究科在籍。専門は日本のレイシズム研究。

■開催趣旨
いま、ヘイトスピーチ(差別煽動言論)が大きな社会的注目を浴びています。
「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」
「在日朝鮮人をホロコーストしろ」
「慰安婦はウソツキだ」―。
これらは実際に日本各地の路上で叫ばれた実例のごく一部です。特定の民族に対する差別や虐殺までも堂々と叫ぶヘイトスピーチに対しては多くの批判が寄せられるようになり、2014年には2つの国連勧告や「人種差別」を認めた最高裁判決も出されました。
しかし、ヘイトスピーチの頻発状況は止まらず、また日本政府は立法が必要なほど「人種差別しそうの流布や人種差別の煽動が行われている状況にあるとは考えていない」との立場をいまだに崩していません。
私たちはヘイトスピーチをなくすための新たなプロジェクトが必要だと感じ、この5月、反レイシズム情報センター(ARIC)を立ち上げました。

ARIC立ち上げの動きに共感した大学生・院生や若手弁護士などの有志が集まって、仙台でもレイシズム問題の学習を進め、できることを考えようという趣旨で呼びかけています。今回は、そのスタートとしてARIC代表の梁英聖氏を招聘し、公開学習会を開催します。
そもそもヘイトスピーチとは何か、実態はどれほど深刻か、欧米ではどのような規制があるのか、どのように対処していけばよいのか、など基本的な論点について報告し、議論します。
ヘイトスピーチ問題とは何かを知りたい、深刻なレイシズムをなくすために何かやってみたいという方、ぜひお気軽にご参加ください。

■反レイシズム情報センター(Anti Racism Information Center、略称ARIC)とは
私たちは、頻発するヘイトスピーチ(差別煽動表現)と増大する日本のレイシズム(人種・民族差別)をなくすことを目指して、若手研究者・NGO活動家・学生が力を合わせて発足した団体です。ヘイトスピーチをはじめとした差別についての調査、相談、教育の3つを事業の柱として活動に取り組みます。
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