イベントの内容
震災前、南相馬市小高区の小高赤坂病院は精神科医療を、双葉郡浪江町の西病院は内科系病院として共に地域医療を担い、地域住民にとってかけがえのない医療機関として長年にわたり住民からの期待と信頼を得てきた。しかし、あの日以来、地震、津波、原発事故による被曝の三重苦を背負うこととなり、4年を経た今、なお、多くの苦難の中にある。遅々として進まぬ復興の道のりで、被災病院の抱える諸課題は私たちに何を投げかけているのであろうか。2病院からの報告を受け、真の復興の道のりとは何かを共に考えていきたい。