12/1(土)昼夜・仙台開催『名著・歎異抄に学ぶ阿弥陀仏の救い』

12/1(土)昼夜・仙台開催『名著・歎異抄に学ぶ阿弥陀仏の救い』
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2018121日()
14:30 ~ 21:00
開催終了
イベントの内容
◇12/1(土)14:30~16:00(前編)19:30~21:00(後編)イズミティ21・2F和室1(岡本一志先生)

◆今回のテーマ◆

『名著・歎異抄に学ぶ阿弥陀仏の救い』

歎異抄は約700年前に書かれた本です。親鸞聖人の言行が弟子の唯円の視点で書かれたものです。
「弥陀の誓願不思議に助けられ参らせて」で始まる歎異抄には、親鸞聖人が、不思議な阿弥陀仏の救いにあわれた心の世界が、告白されています。
その阿弥陀仏の本願に救われた心の世界をセンセーショナルな表現で表された歎異抄は、仏教の理解が浅いものが読むと誤解させてしまう恐れから、長らく封印されていた本でした。
今回は、その歎異抄を通して、親鸞聖人が教えていかれた阿弥陀仏の救いとはどんな救いなのかを皆さんと学びたいと思います。ぜひ、名著に触れてください。
(前編・後編と続きの話ですが、どちらか一方だけでも学べます)


【歎異抄を称賛する司馬遼太郎さんの講演から】

私は兵隊に行くときにショックを受けました。
まず何のために死ぬのかと思ったら、腹が立ちました。
いくら考えても、自分がいま急に引きずり出され、死ぬことがよくわからなかった。自分は死にたくないのです。ところが国家は死ねという。

(中略)

死んだらどうなるかが、わかりませんでした。人に聞いてもよく分かりません。
仕方がないので本屋に行きまして、親鸞聖人の話を弟子がまとめた『歎異抄』を買いました。

非常にわかりやすい文章で、読んでみると真実のにおいがするのですね。
人の話でも本を読んでも、空気が漏れているような感じがして、何かうそだなと思うことがあります。『歎異抄』にはそれがありませんでした。

(中略)

兵隊となってからは肌身離さず持っていて、暇さえあれば読んでいました。
私は死亡率が高い戦車隊に取られましたから、どうせ死ぬだろうと思っていました。

(出典)司馬遼太郎『司馬遼太郎全講演』1、朝日文庫、2003年


◆参加者の感想◆

人間の心についての深い考えがよく分かりました。煩悩の話はなるほどと納得できました。(30代・女性)
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善人とは、善い行い、心をしている人ではなく、自分は善人だと自惚れている人だと分かりました。
なので、善人が幸せになれるならば、悪人こそ幸せになれるという意味が少し理解できました。(20代・女性)
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仏教を聞けば聞くほど、本当の自分の姿が知らされることに気づけました。そのことを意識して聞いていきたいと思います。己を省みる大切なヒント、キッカケを頂けて気がします。(40代・女性)
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人間の中には、善人と悪人がいるのでない。良い行いをやろうと思えばできる自分だと自惚れている人が善人。すべての人は悪人。仏教はどんな人も幸せになれる教えだと分かりました。(30代・女性)
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●講 師 : 岡本 一志先生

昭和51年、愛媛県生まれ。東京大学理学部数学科中退。
BBT大学大学院でMBAを取得

人間関係や仕事、家庭の問題など、経営相談などさまざまな悩み事の相談に乗り、仏教の教えにもとづいたアドバイスをしている。

著作
「心がほっとするほとけさまの50の話」(三笠書房)
「幸せのタネをまくと幸せの花が咲く1,2」(一万年堂出版)
は累計30万部突破のベストセラー

●会場: イズミティ21・2F和室1
 住所:仙台市泉区泉中央2-18-1
 アクセス:市営地下鉄南北線「泉中央駅」下車、北3出口から出てすぐ。

●主催:「ゼロからわかる仏教教室」
HP:http://sendai.japan-buddhism.com/

●参加費: 終了後に聞かれたお気持ちをご自由に納めてください。(目安は1,000円です)

●定員:15名
人数には限りがありますので、お申込みは今すぐお願いします。

(注意事項)
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